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夫婦蛇 正面.jpg
夫婦蛇 背面.jpg
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蛇が巻いた 側面.jpg
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夫婦蛇(めおとへび)という福島県の郷土玩具の由来は、西田町にある吉田神社に伝わる言い伝えに由来します。この神社の祭神は天児屋命(あまのこやねのみこと)と和久産土命(みこと)なのですが、この神の使いが、神域の巨岩怪石に棲む夫婦仲の良い二匹の大蛇であると言われています。
そのため、縁結びや営業繁昌などの祈願があると言われていました。

ほかにも、栃木県小山市間々田地方に昔から伝わる「蛇祭り」もしくは「蛇が巻いた」と呼ばれる祭りにおいて、豊作や悪疫退散・家内安全を祈願し竜頭蛇体の大蛇を「蛇が巻いた・蛇が巻いた」とかけ声をかけて担ぎます。この大蛇を郷土玩具にしたものもあります。

また、「うわばみ」という言葉があるように蛇は酒を好むという言い伝えがあり、「よっぱらい蛇」という独楽は、神様に供えるお酒を飲んだ蛇が酔っ払って踊り出す様子を玩具化したものです。


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