top of page
招き猫2 丸〆の猫 正面.jpg
招き猫3 初辰猫 頭上.jpg
招き猫3 初辰猫 総数.jpg
招き猫3 初辰猫 説明.jpg

縁起物として幅広い世代から親しまれる招き猫。
発祥の地といわれているのが、東京都世田谷区にある豪徳寺(ごうとくじ)。
鎌倉時代に道元が日本に伝えた曹洞宗のお寺。江戸時代には井伊家の菩提寺となり、井伊直弼のお墓も置かれています。


境内には膨大な数の招き猫が並べられ、多くの観光客が訪れています。

一説では、二代目藩主・井伊直孝が鷹狩から帰る際、住職が飼っていた白い猫「たま」が、直孝を手招きし、直孝は寺の中に入りました。すると外は雷雨。直孝は白猫のおかげで雨に濡れずに済んだ上に、和尚様とのお話も楽しむことができました。そのお礼としてお寺を井伊家の菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)として伽藍を建立整備したと言われています。その後、白猫は大切に崇められ、招き猫が生まれたのです。


~猫の挙げている手の意味~
右手を上げているものは「金運」、左手は「人」を招きます。
両手を上げている招き猫もありますが、「お手上げ」のポーズにも見られるので、縁起が悪いという見方もあるそうです。

~色による意味~
白:開運招福
黒:厄除け・魔除け
赤:健康長寿
青:学業向上
黄:金運・良縁
金:金運向上
緑:家内・交通安全
ピンク:恋愛運向上

招き猫といえば、小判が印象的ですが、豪徳寺の招き猫は小判を持っていません。
理由は、人を招き「縁」をもたらすという意味合いが込められているからです。
人の縁を生かすも殺すも自分次第。人を思う気持ちがあれば、自然とその人の元に福が訪れるという考えから、小判を持たずに右手を上げています。理由は「武士にとって左手は不浄の証とされていたから」という説があります。
刀は右手で扱うものであったので、左手を使うことに対する評価が下がったのでしょうか。

本来猫はネズミに騙されてしまって、十二支に入れなかったという説が有名です。しかし、豪徳寺の境内にある三重塔に飾られている十二支では、ネズミの近くに猫が飾られています。アニメ「トムとジェリー」のように、猫とネズミは不仲であると想像しがちですが、豪徳寺の猫は「縁」を招き入れたおかげで、ネズミと仲良くなれた可能性もありますね。

(参考)https://thegate12.com/jp/article/127

(参考)https://sagatsuku.com/magazine/%E3%80%90%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%BB%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E3%80%91%E6%8B%9B%E3%81%8D%E7%8C%AB%E5%A4%A7%E9%87%8F%E5%87%BA%E6%B2%A1%EF%BC%9F%EF%BC%81%E7%99%92%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%A3/

bottom of page