~金時~
(引用、参考)↓https://www.rekishijin.com/15662
昔話に登場する誰もが知る「金太郎」
金太郎は、源頼光の四天王として活躍した坂田金時(さかたのきんとき)がモデルとされている。
足柄山で生まれ育った元気な子供で、熊と相撲を取っても負けない、強くて逞しい男子。坂田金時は、九州へ向かう途中寒さと雪に阻まれ、現在の勝央町にしばらく滞在しましたが、その際に金時は重い熱病にかかり、頼光らの看病のかいなく亡くなってしまったというお話もあります。
金太郎伝説のあらすじ
地蔵堂に足柄兵太夫という四万長者がおり、「八重桐」という一人の娘がいました。
八重桐は縁あって酒田氏に嫁ぎましたが、酒田一族の争いから逃れるため、地蔵堂の屋敷へもどり金太郎を産みました。金太郎が産まれた時に、屋敷近くにある夕日の滝の水を産湯に使いました。
やがて金太郎は、足柄山の怪童と噂されるほどのたくましい青年に成長し、ある日、足柄山中にて源頼光と出会います。そして、頼光の家来として取りたてられ「坂田金時」と改名し、京の都へ上り渡辺綱・碓井貞光・卜部季武らとともに、源頼光の四天王の一人として大江山の酒呑童子退治をしたりして、その名前を天下に轟かせました。
その後、源頼光が亡くなると三ヶ月間、日夜、頼光のお墓参りをした後、都を去り、ふるさとの足柄山へもどり、その行方をくらましてしまったのでした。
(参考、引用)https://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/kintaro/kintarodensetu.html
「金太郎の母が山姥だった?」
金太郎の母親は、通りがかった男を喰い殺すとして恐れられた山姥(やまんば)の子であったとの伝承だ。
その伝承では、父の仇を討つことができなかった坂田蔵人時行が自害したことに起因。その魂が、遊女であった八重桐の胎内に入って生まれたのが金太郎だというのだ。超人的な怪力であったことから怪童丸と呼ばれたというが、足柄峠で出くわした源頼光に見出されて、後に四天王の一人として活躍したとしている。
金太郎は鍛冶屋だった?
滋賀県長浜市西黒田地区。ここでは金太郎の生年は955年で、生誕の地は近江国坂田郡布施郷だという。
この辺りは、新羅から渡来してきた天日槍の後裔とされる、神功皇后の出身母体・息長氏の本拠地で、早くから製鉄業が栄えた。金太郎も鍛冶屋で働いていたとしている。
金太郎のシンボルでもある菱形の腹掛けは、火の粉が降りかかるのを避けるためのもので、描かれた「金」の字も、金太郎の金であるのと同時に、鍛冶の象徴だった?金太郎がマサカリを担いでいた事にも繋がります…
源頼光との出会いの地も、ここでは同じ地名とはいえ、滋賀県の足柄。かの石田三成生誕の地にも近い足柄神社にその名をとどめている。頼光の家来となった後に退治した鬼というのも、大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)ではなく、伊吹山(米原市)の山賊だったとか。酒呑童子の生誕の地が伊吹山であったとの伝承まであるから、驚かされてしまうのだ。
(引用)https://www.rekishijin.com/15662
その他にも、金太郎ゆかりの地と言い伝えられるところが、全国各地にあります。
様々な説に夢が広がりますが、果たしてどの説が真実なのでしょうか?