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(要約)大昔に鍛冶屋長者という大金持ちがいた。温情もなく、人も馬も休みなく働かせていたため、馬の神様が馬に姿を変えて様子を見に来た。
長者は馬の神様をそうとは知らずにこき使ったため、厩の神様と一緒に馬の神様が逃げてしまい、そのせいで長者の馬は流行り病で次々死に、ついには家も亡んでしまった。
チャグチャグ馬コの歴史
1926 年(大正 15)に作られたガイドブック『盛岡 案内記』に、盛岡 の名物行事として「蒼前まいり」 が紹介 されています。朝早くから、かざりつけられた馬に乗った人々が、岩手山のふもとにある駒形 こまがた 神社 (滝沢市の鬼越蒼前神社)におまいりしようと駆けていく様子が書かれています。それらの馬は「チャグ チャグ馬コ」と呼ばれ、そのすがたを見物しようと多くの人が集まった、とあります。
昔からたくさんの馬を育ててきた岩手では、馬の守り神である蒼前さまの信仰がさかんでした。また、今のような機械がなかった時代、力の強い馬は畑仕事を手つだってくれる大切な 働き手でもありました。このため、いつのころからか、蒼前さまのお祭りの日には、馬たちも休ませて、いっしょにおまいりする風習が 生まれました。いつもがんばってくれている馬への感謝と、その健康 への願いがこめられた風習「蒼前」が、伝統行事「チャグチャグ馬コ」の元になったといわれています。
過去に放送されたTVアニメ『術術廻戦』第2期の第2話予告で、頭から離れない言葉ってあるよねってことで最後に家入硝子が言った「チャグチャグ馬コ」が話題になりトレンド入りし話題となった。
昔から人間と馬は深い関りがありますが、馬に対しての思いやりの心は決して忘れてはならないですね。
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